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2012年2月29日水曜日

合格したら何がもらえるの?

PMP試験に合格して数週間ほど経つと、PMIから合格証明書が送られてきます。
額縁に入れて部屋のインテリアにしてもいいぐらいの代物です。
合格証明書については、何も請求しなくてもPMIに登録した住所に自動で送られてきますが、
ピンバッチについては請求しないと貰えないので注意して下さい。
合格後に送られてくるPMIからのメールにリンクがあるので、
クリックするとショッピングサイトみたいなページが表示されます。
そこでピンバッチを買い物カゴに入れて、決済が完了すると数週間で届きます。
驚いたことに合格証明書よりも先に届きました。
え?
ピンバッチなんか欲しくないって?
メイド・イン・チャイナだと?
そんなものに金が払えるか?
ご安心下さい。
今なら、無料です。
さらに送料もPMIが負担します。
さらにさらに関税もPMIが負担します。
というのは、冗談で送料と関税は誰が負担してくれているのか不明です。
まあ、無料は無料です。

そして、合格して何よりも嬉しいのは名刺にPMPホルダーであることを記載できることです。
取引先に名刺を渡しただけでデキリーマンをアピールできる(かもしれません)
コンパで気になるあの子に名刺を渡しただけでモテる(なんてことはないでしょうが)

2012年2月27日月曜日

PMP本試験  ~~~決戦の日~~~

12月中旬に模擬試験を受けて、12月下旬に本試験に挑む
という強行策に打って出たのだが、第一段階であるPMIへの申請は軽々クリア。
引き続き、クレジット情報の登録・プロメトリックでの試験申込みも終えて、
後は合格するだけという状況になった。

前回の模擬試験でガラスのハートを打ち砕かれてしまった私が
本試験までどのような日々を過ごしていたのか。

クリスマスイブイブは?
勉強
クリスマスイブは?
もちろん勉強
クリスマスは?
やっぱり勉強

と言っても勉強し過ぎてやることがないので
1日3時間ぐらいしか机に向かっていないが。

そして迎えた運命の12月26日。
大阪の中津にあるプロメトリック試験センターに1時間前に到着した。
受付を済ませて復習の最終チェックをしようと思ったが、
手荷物を全てロッカーに入れて待機するように促される。
待合室を見回してみると皆が参考書を広げていたので、
私も同様に鞄と上着だけロッカーに入れて参考書を眺めることに。
落ち着く暇もなく試験官から私の名前が呼ばれる。
荷物を全てロッカーに入れて、試験官室に入る。
セキュリティは非常に厳しく、アナログ腕時計・飲み物・鉛筆全て持ち込み不可である。
試験官室に入ると、金属探知機で持ち込みがないかチェックされる。
さらに、ズボンのポケットを外側に出すように指示される。
言われるがままにポケットを出すと、
Gパンのポケットからタバコのヤニがこぼれ落ちる。。。
そんなパワハラを受け終えると、試験官室の奥にある
試験ルームの席へと案内される。
席について後ろを振り向くと、そこには既に試験官はいなかった。
そう一言も発せずに出て行ったのである。
要は勝手に試験を始めろということ。
先ほどのパワハラと瞬間移動で動揺を隠しきれないので、
落ち着きを取り戻す為に試験官室で手渡された紙切れと鉛筆を取り出して、
EVMの公式を書きだすことにした。
それが終わるとチュートリアルを適当に読み流して、ようやく試験開始。

1問目からクリティカルパスの超難解問題に当たってしまう。
クリティカルパスやEVM関連の問題は得点しやすい問題なのでよく考えれば解けるはず。
よく考えれば・・・
よく考えれば・・・
パソコン上のタイマーに目をやると、10分経過!!
やばい!!
パスだ!!
この問題にチェックして最後に時間があれば回答することにした。
敗北を意識したがさすがに2問目以降でこれ以上難解な問題が登場することはなかった。
が、大半がどの問題集でも見たことがない応用問題ばかりなので2択に絞り込むことすら困難となる。
特に問題文から知識エリアを特定することが困難な問題には悩まされた。
4時間という長時間がこれほどまでに短く感じたことはなかった。
最後まで回答を終えて、チェックした問題を再度見直すことにしたが、
やはり1問目は明確な正解が分からずに適当に回答することに。
この時点で残り数分しかないが、他の問題も見直しているとそこでタイムアップ。

いよいよ、運命の瞬間である。
合格の自信などなかったが、万が一ということもある。
アンケートを読み飛ばすと、
スコアシートが・・・
スコアシートが出てこない!!
代わりに何やら英語で数行の文章が書かれている。
こん・・・ぐ・・らちゅ?




Congratulationsキターーーーーーーーーーーーーー!!!!!!




次の画面に進むと、スコアシートが表示されて
そこにはPassの文字が書かれている。
部屋を出て試験官室に行くと、
試験官がスコアシートをプリントアウトしてくれてこれで終了。

これから受験される方に少しだけヒント。
・普通の日本語
・否定で問う問題は皆無
・PMIイズムは皆無
・人の名前なんか覚えるだけ損
・超簡単なITOも出る
・調達エリアは要チェックや

合格7箇条
・セミナー講師の言う試験情報は当てにならない。
・基礎が出来ていないと、本試験の応用問題は理解できない。
・模試の問題は生問題っぽく見えたが、実際はあんな穴埋め形式の問題ではない。
・本試験と同等の難易度となる問題集は存在しない。
・パーフェクトマスター以外不要。
・虎の巻は捨てる。セミナーのテキストも捨てる。
・PMBOKガイドは余裕があればレベル

模擬試験で合格率40%!?の巻

12月某日、大阪某所にて某富士ゼロックスのセミナーに参加。
2日間の講習で初日は復習&模擬試験、2日目に試験解説という流れ。
講師はリタイア後の人生を寂しく過ごしているような哀愁が漂う自称PMPホルダー。
自称というのは、要所要所で間違えたりして指摘を受けて頼りないからである。
まあ、指摘していたのは私だけだが。

模擬試験の内容はアメリカ某サイトの出題形式に酷似していた。
http://www.oliverlehmann.com/pmp-self-test/75-free-questions.htm
事前にこのサイトをチェックしていたので、
やはり、これが本試験の生問題か!!
何て思っていたが・・・。

200問の模擬試験を終えて、自己採点すると63%の正解率で予想以上の出来だった。
しかし、この結果の出来栄えを自称講師に確認すると、
合格率は40%前後とのこと。
70%以上は正解しないと安全圏とは言えないらしい。
って、あんた絶対そんなに解けないだろ!!
いい大人なのでそんなことは言えずに
その日から復讐
否、復習の日々が続くのであった。

講師はともかく、このセミナーはお勧めである。
試験の難易度が高いので、自信がついてきた鼻を折られるには打ってつけだと言える。
また、こじつけの問題が多いので不安を煽るにも調度いい。